サステナビリティ

株式会社ナガオカ

1.トップコミットメント

< 企業理念 >
“限りある資源「水」「石油」の明日のため、技術の革新と開発で未来に貢献します”

株式会社ナガオカは、2025年12月10日に「サステナビリティ基本方針」を策定致しました。社会の一員かつグローバル・マーケットで事業を展開する企業として、社会からの信頼と期待に応える企業を目指し、社会への影響を認識しつつ、経営理念に基づき社会課題の解決に取り組みます。
国連グローバル・コンパクトの原則を尊重し、SDGsの達成を推進することで、企業成長と共に持続可能な社会の実現を図ります。

代表取締役社長 梅津 泰久

代表取締役社長 梅津 泰久

主な取り組み内容

  1. 人権:人権の尊重と人権侵害への不関与
  2. 労働:結社の自由、強制労働・児童労働の排除、差別の撤廃
  3. 環境:環境保全への予防的取り組み、責任ある行動、環境技術の推進
  4. 腐敗防止:贈収賄や強要を含むあらゆる腐敗の防止

持続可能な開発目標(SDGs)への世界の取り組み

2015年9月の国連総会で193か国の合意・採択された持続可能な開発目標(以下”SDGs”)。
2030年までに達成する目標として、17のゴールと169のターゲットが設定されております。

2.株式会社ナガオカのサステナビリティ対応

当社は、サステナビリティ基本方針のもと、「水」と「エネルギー」の事業分野において、環境に配慮した取り組みを推進し、SDGsの達成に貢献して参ります。これまでも、そしてこれからも、社会に貢献し続ける企業であり続けます。

【サステナビリティ対応の全体像】

サステナビリティ対応の全体像
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3.当社が取り組むSDGs

当社は、サステナビリティ基本方針に基づき、策定したCSR行動規範を遵守すると共に、当社の事業領域である「水」と「エネルギー」の分野において、環境に配慮した事業活動を通じてSDGs達成に貢献します。当社が取り組むSDGsは、6つのゴールです。

2.飢餓をゼロに
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任

その中でも、当社がコアテーマとして取り組むSDGsは、「6.安全な水とトイレを世界中に」、そして「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の2項目です。事業領域である「水」、「エネルギー」にかかるSDGsに取り組み、日本、海外においても、事業を通じて世界全体の持続可能な社会の実現に貢献して参ります。

SDGsゴール6.安全な水とトイレを世界中に

すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する

6.安全な水とトイレを世界中に

対応する事業:「水関連事業」。地下水は適切に管理、保全することで、水を安定的に確保し、持続可能な水源になることが再認識されています。その効率的な取水に当社の「取水スクリーン」が使われております。取水した水の処理には、薬品を使わず、環境負荷の極めて低い水処理技術を通じ、廃棄物を最小化できる当社の水処理システム「ケミレス」の普及を通じ、循環型社会の実現を支えます。

対応する事業事例(水関連事業)

  • 持続可能な資源である地下水や伏流水を効率的に取水可能な「取水用スクリーン」の普及
  • 水処理において、環境負荷の極めて低い超高速無薬注生物処理装置「ケミレス」の普及
  • 水関連事業において、自社技術の普及につなげる、更なる研究開発や取り扱い製品の拡大
SDGsゴール7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに

すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する

7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに

対応する事業:「エネルギー関連事業」。当社は、石油だけではなく、クリーンなエネルギーである「プロパンガス」から生み出される化学原料(プロピレン)の生産工程に使われる製品である「スクリーン・インターナル」を供給し続けております。最近では、持続可能な航空燃料(SAF)向けの廃油精製プラントにも、当社の製品が納入されはじめています。また、既存の石油精製・化学プラントにおいても、エネルギー効率を高める近代化設備への更新プロジェクトを通じ、寄与して参ります。

対応する事業事例(エネルギー関連事業)

  • 環境負荷の低いプロピレン(ポリプロピレン)の生産を実現するOleflex向け「スクリーン・インターナル」の普及
  • 既存の石油精製・石油化学プラント設備の近代化プロジェクトへの新規納入
  • 持続可能な航空燃料(SAF)のプロセスへのインターナル製品納入

更に、当社の事業領域から派生する以下のSDGsに関しても、パートナー企業との連携、バリューチェーンネットワークを通じて世界全体の持続可能な社会の実現に貢献して参ります。

2.飢餓をゼロに
8.働きがいも経済成長も
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任

4.当社のCSR調達

当社は、サステナビリティ基本方針に基づき、社会的責任を果たす企業として、国連グローバル・コンパクトの原則を尊重し、SDGs達成に向けた取り組みを推進し、持続可能な資材調達を目指します。

当社のサプライチェーンに関わる主要取引先には、当社が定める「CSR調達ガイドライン」に基づき、当社と同様に企業行動規範と管理体制の構築を求め、CSR調達に関するセルフアセスメント等を要請します。
企業行動規範では、法令遵守、人権・労働(強制労働・児童労働の禁止、差別の排除、適切な賃金・労働時間管理など)、安全衛生(労働災害防止、緊急時対応、健康管理など)、環境(温室効果ガス削減、資源管理、化学物質の適正管理など)、公正取引・倫理(腐敗防止、情報開示、知的財産尊重など)、品質・安全性(製品の安全性・品質管理)、情報セキュリティ(個人情報・機密情報の保護)、事業継続計画(BCPの策定)などが網羅されています。
管理体制では、取引先側のマネジメントシステムの構築、サプライヤー管理、輸出入管理、苦情処理メカニズムの整備、取り組み状況の把握を促進して参ります。

これらを通じて、当社の持続可能なサプライチェーンの実現を目指します。