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「津田浄水場更新に伴う浄水処理施設新設工事」の完成

 株式会社ナガオカ(本店:大阪府貝塚市、代表取締役:梅津泰久)は、株式会社オルガノ(本社:東京都江東区、代表取締役: 鯉江泰行)と「オルガノ・ナガオカ建設工事共同企業体」を組織し、貝塚市より平成27年5月に受注した「津田浄水場更新に伴う浄水処理施設新設工事」の全てが完成し、平成30年3月に引渡しを行いました。
 本工事は、貝塚市が管理する津田浄水場(日量1万6,000立方㍍)の老朽が進んだため、既存設備を廃止、新たに無薬注生物処理装置「ケミレス」と急速ろ過池を新設したものです。

1.工事概要

   事業名: 津田浄水場更新に伴う浄水処理施設新設工事
   発注者: 貝塚市
   工事場所:大阪府貝塚市津田11
   請負者: オルガノ・ナガオカ建設工事共同企業体
   発注金額: 14億3,765万円(税込)
   工事概要:  ・生物処理装置新設工事 1式
         ・急速ろ過池新設工事  1式
         ・薬品注入設備工事     1式
         ・場内配管工事     1式

2.特徴と効果

 当該浄水場は、貝塚市の水道発祥の地であり、昭和11年4月より通水を開始しております。12本の深井戸から地下水を揚水し、ばっ気処理及び凝集沈澱急速ろ過方式にて浄水処理を行い、送配水しておりましたが、旧設備は老朽化が進み、安定的な給水を続けるために更新工事が実施されました。
 水源となる地下水には、高濃度の鉄、マンガン、アンモニア態窒素が含まれており、旧設備では複数の薬品を注入し処理しておりましたが、新設備は前処理に無薬注生物処理装置「ケミレス」を導入することで、既存の処理方法に比べ、薬品を使用しないことから薬品費用を大幅に削減し、ライフサイクルコストを低減させた新たな設備となっています。

【お問合せ先】
   株式会社ナガオカ 水事業本部  Tel 0725-21-5752

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