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ベトナムハノイ市 Tuong Mai浄水場にてケミレス実証実験開始

株式会社ナガオカ(本店:大阪府貝塚市、社長:三村等)は、ベトナム国ハノイ市水道公社(以下、HAWACO)との間で、2014年5月28日締結されたケミレス実証プロジェクト合意書に基づき、同社Tuong Mai浄水場において6月29日に実証装置据付及び試運転調整が完了しました。本実証実験は当社の現地パートナーであるHAWACO、ハノイ土木大学(以下、IESE)の協力を得ながら7月1日より6か月間行う予定です。

ケミレス実証装置は、薬品を使用しない超高速地下水処理装置(ろ過速度:400m/日)で、接触酸化と生物処理により地下水中の鉄、マンガン、アンモニア態窒素を除去し、人にも環境にもやさしい処理方式で水を供給するものです。 さらに、インターネット回線を通じた遠隔監視システムを導入し、日本から同装置の稼動状態を確認できるようになっています。

本実証実験がHAWACOから高い関心度を頂き、6月30日に開催された引継式では、同社会長をはじめ、関連部署の役員の方々が出席され、”非常に興味深く、今後の動向に期待している”とのお言葉を頂きました。      

ベトナムでは、高濃度のアンモニアなど飲用に適さない物質の除去が求められており、高効率・環境負荷の小さいケミレスへの期待が高まっており、今後はベトナム及び近隣諸国市場での普及・拡大が見込まれます。

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