2016/07/12 JICA中小企業海外展開支援事業 ベトナム・ハノイ市Tuong Mai浄水場でのケミレス稼動開始

株式会社ナガオカ(本社:大阪府泉大津市、代表取締役社長:三村 等)は、ベトナム・ハノイ市のTuong Mai浄水場において、独立行政法人 国際協力機構(以下、「JICA」と言う。)の中小企業海外展開支援事業に基づき、「無薬注生物処理装置『ケミレス』を用いた浄水技術の普及・実証事業」として、「ケミレス」の導入を進めてまいりました。

本事業は、2016年2月4日に当社、JICAおよびハノイ水道公社(Hanoi Water Limited Company、以下、「HAWACOM(ハワコム)」と言う。)が協議議事録に署名し、共同推進していたもので、このたび4ヶ月に亘る「ケミレス」製作および設置工事が完了し、2016年6月29日の竣工式において、引渡しを行い、「ケミレス」が本稼動いたしました。

超高速無薬注生物処理装置「ケミレス」は、薬品を使わずに空気と微生物を使って、地下水中に含まれる鉄、マンガン、アンモニア態窒素等を高速処理で除去する水処理装置です。薬品処理に伴う有害な副生成物(トリハロメタン等)や産業廃棄物の発生リスクがなく、ランニングコストを大幅に削減します。

竣工式は、当社、JICA、HAWACOM、ベトナム上下水道協会、ハノイ市、ベトナム上下水道新聞社の出席のもと、盛大に開催されました。竣工式への出席者からは「ケミレス」について、性能はもとより、外観が非常に良く、コンパクトな装置だと評価いただきました。また、HAWACOMからは、連日に亘る猛暑の中、大きな遅れもなく工事を完成させた当社の工事指導メンバーへの労いの言葉とともに、「ケミレス」に対して高い評価を頂きました。

Tuong Mai浄水場では、水源となる地下水に、鉄、マンガン、アンモニア態窒素が含まれています。当社の「ケミレス」(総処理量:2,500㎥/日)を導入することにより、既存の水源・浄水場を有効活用した上で、処理能力の向上と給水している水道水質の改善を図ります。当社は、「ケミレス」を導入するだけではなく、Tuong Mai浄水場において、引渡し後も安定した水道事業が行えるよう、メンテナンスを含めた維持管理の技術指導も行ってまいります。

ナガオカは、Tuong Mai浄水場への「ケミレス」導入を皮切りに、ベトナム国内のみならず、タイ、カンボジア、ラオスなど周辺の東南アジア諸国へ「ケミレス」の拡販を目指してまいります。

1.jpg  2.jpg

(写真左から) 当社 大岩上席理事/開発エンジニアリング部部長、JICAベトナム事務所 安蔵上下水道分野担当、

        ハノイ水道公社 Khoa会長、ベトナム上下水道協会 Dung副会長

3.jpg

Tuong Mai浄水場に導入されたケミレス

【製品・技術に関するお問い合わせ】

国際水ビジネス営業部 大橋/グエン  Tel 0725-21-5752

【その他お問い合わせ】

総務部 広報秘書課     久保   Tel 0725-21-5751